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まずはエコカー減税について本音で「知る・考える」

 

エコカー減税は、2008年から始まった政府の税制の一つです。

 

当時はエコカー減税だけでなくエコカー補助金という購入資金の援助と同時に行われ、不況の中、経済の中心ともいえる自動車産業を盛り立てようとするものでした。

 

エコカー補助金は購入資金の一部提供を、エコカー減税は減税あるは免税という形で消費者の負担を軽減する目的ですが、「エコカー」という言葉が付くようにいわゆる燃費が良くて排気ガスがきれいな車だけに適用されるというものでした。
要するに燃費が良く枯渇が懸念される化石燃料であるガソリンや軽油の消費が少ないもの、排気ガスがきれいで大気を汚さない車に政府がお金を出しますようというものです。
減税・免税にしても税金を車を購入した人間からとらないということは他の税収からとらなかった分を補てんしなければならず結局はどちらも税金を使っての税制なのです。

 

しかし、こういった形で行われているということを誰が知っているでしょうか?
ほとんどの方が「安く買える」とか「維持費が安く済む」といった個人的な経済面だけでエコカー減税やエコカー補助金を使っているだけなのです。
誰一人として地球環境を守ろうなどと考えていないのです。

 

その証拠がエコカー補助金制度の施行中と終了後の自動車販売台数の違い、圧倒的に施行中の方が多いのです。
もし、本当に地球環境のことを考えている人が車を購入しているというのであれば、エコカー補助金がなくても燃費のいい車や排気ガスがきれいで少ない車を買うでしょう。
それに、そもそも地球環境を考えている人は自動車など買わないでしょう。

 

これと同じことがエコカー減税においても同じで、エコカー減税対象車は売れるが対象車ではない車はほとんど売れていないのです。
結論から言えばエコカー減税やエコカー補助金は国ぐるみの自動車販売促進運動ということになります。

エコカー減税で買ったハイブリッドカーの正しい乗り方

 

エコカー減税というのは対象車両の自動車取得税や自動車重量税が軽減されたり、無税になったりするもので、表面的には地球環境を守ってくれるであろう方に一つのご褒美という形で行われているのですが、中にはこすっからい小学生のようにご褒美をもらって頭をなでられているのにもかかわらず、見ていないところでそのご褒美の意味することとは全く正反対のことをするようなことと同じ方がたくさんいます。

 

 

まずエコカー減税対象車に求められることを考えてみましょう。
エコカー減税対象車はガソリンや軽油などの燃料の消費削減、それから排気ガスの排出量を減らすという2つの大きな柱があります。
その2つを誰もがどの車でも簡単にクリアできるのは車に乗らないこと、そもそもエコ運動などは何もしない、何も買わないことが一番なのです。
ただ、これでは生活できませんし、経済を回らないということで多少のデメリットはあっても車に乗ったり、何かの行動に移すわけですが、車の場合は、とにかくエンジンを使わない、使ったとしてもエンジン回転数を抑えるということが必要なのです。
エンジンをつかわないというのはEVでなければ完全には実現できませんが、ハイブリッドカーであればある程度は可能です。

 

しかし、世の中を見ているとエコカー減税を利用して購入して車でありながら、スポーツモデルと同じような運転をしている車をよく見かけます。
そもそもエコカーといわれるものはそういった運転をする車ではありません。
それにエコカー減税対象車となるためにエンジンパワーを落としてまでも燃料消費量を抑えたつくりになっているので、このローパワー車でハイパワーのスポーツモデルと同じような運転をしては燃費もかなり悪化してしまうのです。
どこかの自動車メーカーでは燃費を抑えるためのハイブリッドカーにスポーツコンバージョンモデルを作るなどと馬鹿なことをしていますが、ハイブリッドカーというのはそういう車ではないのです。
もう一度、国の税金を使って安く購入できたということを考える必要があるでしょう。

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